伊藤 佑介 
にっぽん丸は東北から横浜へ向け本日は一日中航海。
そして、和音和技は3日ぶりの出番で
その一つ目がにっぽん丸内で行われた夏祭りでの
5分程度の短いパフォーマンスと盆踊りでの演奏でした。
そのパフォーマンスで大活躍してくれたのが一人の6年生の女の子でした。
その子は3日前の和音和技のショーを楽しんでくれたようで、
下船先でわざわざけん玉を探して買ってくれていました。
船内でも交流の機会が何度かあったため、
私はその女の子に確認を取りパフォーマンスにも参加してもらうことに。
内容はパフォーマンス中盤で女の子を招き入れ、
櫓の上でけんさしに挑戦してもらうというものでした。
曲の尺が決まっていたため
どうにか5回以内で成功させてくれたらと
私のほうが心臓をバクバクさせながら
隣で成功を祈っていましたが、
その子は平然と1回目で成功させ会場は大盛り上がりでした。
その後の盆踊りの演奏は尺八の松本さんと和太鼓の谷口さんのみでも良かったのですが、
私もせっかくなのでけん玉でリズムを刻み参加させてもらいました。
二つ目の出番はサロンコンサート。
メインステージのように音響や照明は揃っておらず、
会場もこじんまりとしており
お客様との距離が非常に近かったです。
乗船前はメインステージの内容を少しだけ変更して行うつもりでしたが、
乗船後にその様子を確認してショー構成を大幅に変更することに。
しかし、その変更に対応しきれずメインステージでは
ほとんどなかった技の失敗を何度かしてしまいました。
それでも最後のアンコール技は意地で一発で成功させ
無事にショーを終えることができました。
ショー終了後、最後の夜はメンバー3人で自然と集まり、
遅くまでにっぽん丸での出来事や今後のことを語り合い眠りにつきました。