にっぽん丸「東北夏祭りクルーズ」・メインステージショー

6日間のクルーズの日程の中で最も大切な日、
メインステージでのショーの日でした。
成功すればこの後のクルーズ生活を楽しく過ごせそうな反面、
失敗すればクルーズ生活に悔いや負い目を感じながら過ごすことになりそうでした。

本番前に会場で2時間のリハーサル。
にっぽん丸でのショーが初めてであったため、
リハーサルと言えど和音和技のショーがどのように
にっぽん丸のスタッフの方々の目には映るのだろうかという
期待と不安がどちらもありました。
そんな中、リハーサルの様子を見ていた舞台監督の方から一言。
「これならばアンコールもあると思いますが考えていますか」
この一言は本当に自信になりました。

そして、いざ本番。
尺八と和太鼓の音を楽しんでいる私がいました。
その素晴らしい音は私の技にも良い影響を与えてくれ、
いつも以上の内容となりました。
45分のショーを終えると、
実際にアンコールもいただき
にっぽん丸での初めてのショーを無事に終えることができました。

充実感はありましたが、
その余韻に浸ることもなく2回目のショーに向け
一旦部屋に戻り準備を整えました。

20時20分からの2回目のショー。
1回目のショーの内容を超え、
これ以上のショーは今の私たちにはできないと
思えるほど力を出し切りました。

ショー終了後に遅い夕食をメンバーとともにいただきましたが、
それぞれに疲れ切っていたようで会話は決して多くはありませんでした。
ただ最高の夜でした。