中学時代に所属していたラグビー部の顧問の先生が
「人は調子が良いときではなく
調子が悪いときや辛いときにどこまでできるかで真価が試される」
ということを口癖のようによく言っていました。
その頃は何となく聞いていた言葉ですが、
今は私もけん玉教室で生徒たちに同じことをよく言っています。
今日もそのようなことを教室で語った帰り道、
中学生が部活動で公道を走っていました。
みんな苦しそうに走っていたので私はすれ違うときは
しっかりこちらがよけるようにしていました。
すると、その内の一人が
「ハーハー…」と苦しそうに息を切らしながらも
すれ違うときによけていた私に対して
走りながら野球帽を取って一礼をしたのです。
私もこの少年のような心を持ち、
教室の子たちにもそのように指導したいものです。